きまたまジャーナル

オーロラの海に浮かぶ氷山と、アーモンドの花冠

2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

春を探しに 2

祈りが「満ちる」という状態がある。 時間をかけて一滴ずつ溜めていくような祈りもあれば、バケツで一気に注ぎ出すような祈りもある。 いずれにしても、祈りは溢れるまで満たすことが大切だ。 同じように、悔い改めにも「満ちる」という状態があるように思う…

空港のお風呂

飛行場を利用するついでに、温泉に入ってきた。 温泉施設はホテルの最上階にあり滑走路に面しているので、ロビーから航空機の離発着の様子を一望できる。入浴の合間のちょっとした休憩時間も楽しい。 ロケーションのためか外国人客の割合がとても高かった。…

黄昏時

山の向こうに夕陽が沈むのを眺めながら歩く。刻々と変わっていく、空と雲の色がきれい。朝も昼も夜も同じところに立って、橋や積みわらの連作をたくさん遺したモネの気持ちが、私にもちょっとだけわかるような気がする。 見とれてしまう。 何気なく反対側の…

クローン・ランチ

うちのお弁当は、家族から「クローン・ランチ」と呼ばれている。炊き込みご飯のおにぎりを冷凍したもので、朝、各自がそれを3個ずつ袋に入れて学校や職場に持っていく。 お弁当といっても、ただそれだけ。毎日毎日同じものを食べているので、私は会社の同僚…

春を探しに

語られたこと

愛することは、憎むこと。これは表裏一体、同じひとつのことがらだ。なぜなら、神にはグレーゾーンがないからだ。 娘よ。あなたが直面しているのは、大淫婦の愛だよ。押し流されないようにしなさい。 "愛には偽りがあってはなりません。悪を憎み、善から離れ…

語られたことメモ

通勤途中、詩篇を読んでいるとき、ふと心に語りかけがきた。どのあたりだっただろう…覚えていない。けど、たぶん130篇あたり。 ー娘よ。 「愛する」という言葉で、すべてをうやむやにしてはいけない。わたしは律法を廃棄するために来たのではなく、成就する…

最近のこと 3

夫は私を連れて逃げるつもりだったのだろう。悪口や批判は一切口にせず、ある日の礼拝の帰り道、ただ一言、もうあの教会には行くのはやめるよ、とだけ私に告げた。 けれども、私には神様の心がわからなかった。そもそも、人がどの教会に通うのかは、神様から…

最近のこと 2

私の所属教会には、かつて「プレイヤー24」というリレー式の祈りのグループがあって、私たちは長きにわたり、家族でスタッフをしていた。しかし、メンバーからコロナ罹患者が次々と出て祈りをつなぐことが難しくなり、やがて教会堂も閉鎖。活動再開の見通し…

最近のこと

今、私と夫はべつべつの教会へ通っている。 昨年の夏頃、「(自分の教会のほうへ)正式に移ることを考えてほしい」と夫から打診された。それで、私も何度か夫の教会に参加していた。もちろん、所属教会の許可を得てのことであった。 夫婦が違う教会に通うの…

ちょっとドライブ

美味しい麺類が食べたくなり、私が子どもの頃からあるお店に立ち寄ってきた。「うどんか蕎麦か」と訊かれたら私はうどん派だけど、この日頼んだのは海老天そば。 食べログの評価はそれほどでもないけれど、私はお出汁の味が好き。落ち着く内装で気持ちよくく…