通勤途中、詩篇を読んでいるとき、ふと心に語りかけがきた。どのあたりだっただろう…覚えていない。けど、たぶん130篇あたり。
ー娘よ。
「愛する」という言葉で、すべてをうやむやにしてはいけない。わたしは律法を廃棄するために来たのではなく、成就するために来たからだ。聖書は旧約と新約、2つある。すでに教えられていることのうえに、正しく愛する愛を重ねなさい。
"わたしはあなたがたに新しい戒めを与えます。互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。"
ヨハネの福音書 13章34節
語りかけを聞いてすぐに思い浮かべたのは、この御言葉だった。キリストからではない、人間的な愛があるということだろうか。正しくない愛。まやかしの愛。うやむやにし、清濁併せ飲むことを良しとしてしまう、きよさに欠ける愛。
神様は、私に、一度に全部まとめて教えることはなさらない。この語りかけには、いつかまた続きがあるのだろう。