きまたまジャーナル

オーロラの海に浮かぶ氷山と、アーモンドの花冠

クローン・ランチ

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うちのお弁当は、家族から「クローン・ランチ」と呼ばれている。炊き込みご飯のおにぎりを冷凍したもので、朝、各自がそれを3個ずつ袋に入れて学校や職場に持っていく。


お弁当といっても、ただそれだけ。毎日毎日同じものを食べているので、私は会社の同僚から少し呆れられている。

 

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いい加減、飽きない? と夫に聞いてみたが、美味しいから別にいい、むしろ朝冷凍庫にそれがないと絶望感に襲われる。実は今朝は1個もなくて打ちのめされたんだ、と言われた。


ごめん、ごめん。じゃ、いっか。


炊き込みご飯の作り方は、もう決まりきっていて、味付けもいつも同じ。お米4合をといで、水加減は普通にし、そこへ具をドバドバ入れ、うどんスープの素(ヒガシマル)をふりかけて炊く。炊き上がったら炊飯器の蓋を開けて少し冷まし、12個のおにぎりにする。

 

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ごぼう、にんじん、ツナ缶、キノコ、油揚げ、その他野菜の切れ端などを入れて、今日はこんな感じ。


12個あっても、あっという間に無くなるので、これを週に2回から3回繰り返している。メニューに頭を悩ますことも、早起きすることもない。もはや脊椎反射で作れるお弁当なのである。