きまたまジャーナル

オーロラの海に浮かぶ氷山と、アーモンドの花冠

最近のこと 2

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私の所属教会には、かつて「プレイヤー24」というリレー式の祈りのグループがあって、私たちは長きにわたり、家族でスタッフをしていた。しかし、メンバーからコロナ罹患者が次々と出て祈りをつなぐことが難しくなり、やがて教会堂も閉鎖。活動再開の見通しが立たなくなってしまった。プレイヤー24は、解散(つまりは解雇)を余儀なくされた。

 

このことは教会全体にとっても大きな痛みだったが、実はまだ災いの序章に過ぎなかった。

 

祈りが止まったその後は、まるで何かの封印が解かれたかのようだった。もともと水面下にあった教職者同士の対立の表面化や、分裂分派への動き、教えの著しい逸脱、マニュピレーション、さらに不正会計と献金横領の発覚などが続き、教会は激しく紛糾することとなる。


分裂の温床となった不正会計(裏金工作)については、成り行き上、私自身が実名で告発しなければならなかったが、関係者の処罰や使途不明金の解明には至らなかった。もみ消されたためである。


こういうわけで、短期間に多くの人が失望して去り、教会はアイデンティティを失い形骸化。礼拝にはなんの力もなくなった。そして、ここはバベルの塔なの?と思うくらい、お互い意見も噛み合わなくなり、私も心底疲れ切ってしまった。

 

夫は、このときに出ていったのである。