きまたまジャーナル

オーロラの海に浮かぶ氷山と、アーモンドの花冠

日々のこと

春の影 2

お題「春の息吹きをスマホに収めました」 森の中で、淡いブルーの羽根を発見。(オナガ?) 最近、どうにも好きです、影が。暖かくなってきたから、陽射しのうらにある影まで、ついつい探してしまうのかもしれない。 長く伸びた、私の影。寒々しくて味気なか…

春の影

今週のお題「小さい春みつけた」 花束を抱えてるみたいな、春の影。はらはらと散り始めた、河津桜の木のそばで。 冬の名残、木の実の絨毯。春の訪れ、菜の花の絨毯。季節がスイッチしていく。

帰り道

大波ザッパァンの中、ずぶ濡れになりながら釣りにいそしむお兄さん。日没前。 離島に住んでいた頃、一家に一艘あったタイプの船、発見。自転車や車じゃなくて、こういうので移動していたのが懐かしい。 防波堤の上でじゃれあう兄妹。 もしかしたらプライベー…

ビーチコーミング 3

満潮を少し過ぎたころ、晴天の浜辺へ。青い。 群生していた水仙はやや色褪せて、花数はまばらに。代わりに浜大根が咲き始めていた。 風がとても強く、波が荒い。ザッパァン!という感じ。水面近くを撮りたいなと寄って行ったら、思いがけず大きい波が来て、…

雨花

友だちの誕生日だったので、お菓子を買いに都心のデパ地下へ。せっかくなので、その後、屋上のガーデンにも立ち寄ってきた。 あまり期待していなかったけれど、雫をまとった草花は色濃く生き生きとしていて、なかなか良い。おひさまの下にいるときとは、また…

春のにおい

春休みで東京から帰省している娘が、カーテンをシャッ!と開けるなり、「春のにおいがする」と言った。一瞬風が吹いて、梅の花びらが部屋に舞い込んできた。 窓から見える松林の下草はまだ枯葉色で、等間隔に黒い松ぼっくりが落ちているだけだけれど、薄い雲…

ビーチコーミング 2

流行りの無人島へフェリーで出かけたものの、パリピでごった返していてクタクタに。いくらなんでも流行りすぎている。無人島のアイデンティティが問われる。 「冬なのに、みなさん何しに来るんですか。ここまで並ぶとは思ってなかった」「いやぁ、島に来たこ…

おしゃべりなたまごやき

ロウバイ、ミモザ、菜の花、タンポポ… 春先、にわかに増えるイエローのなかで、今年いちばん気になっているのは水仙。私の家の付近は、もともとひしめくように水仙と河津桜が植っている。でも小さい頃は、この地味な花の何がいいんだろうと思っていた。 水仙…

丘の上から

マットな質感の空。ほんのり夕焼け。太陽のまわりに、指でつまんでシュッと割いたような綿雲がかかっている。 芸術系のワークショップなどでよくある質問に、「その作品を通してあなたが伝えたいことは何ですか?」というのがある。 とくにない。 私がしたい…

BRUTUS 「珍奇鉱物」

歳を重ねても心の中は乙女なので、キラキラしたモノにはときめいてしまう。天然石とか鉱物とか、大好き。いつか掘ってみたい。 店頭でこんな雑学王的ムック本を見つけて、パラパラとチラ見。冗談みたいにカラフルで面白い。 BRUTUSのコンセプトや読者層はよ…

ビーチコーミング

お天気が最高なので、浜辺へ。潮が引き始めているところ。 水の中でもう少し修行してほしい感じのフォルムだけど、きれいなグリーンのシーグラス発覚。 思っていたより、いろいろな種類の石が拾えた。乾いてしまうと、波打ち際に落ちていたときほどのジュエ…

さんぽみち

「だいぶ日が長くなってきたんじゃない」と話しながら帰り支度している、マウンテンバイクのお父さんと男の子。段差での練習を終えて、ひんやりが増してきた空気の中を、北へ走っていく。 ピシーッ、ピシーッっと、コンピュータ音みたいな声で素早くさえずる…

春を探しに 2

祈りが「満ちる」という状態がある。 時間をかけて一滴ずつ溜めていくような祈りもあれば、バケツで一気に注ぎ出すような祈りもある。 いずれにしても、祈りは溢れるまで満たすことが大切だ。 同じように、悔い改めにも「満ちる」という状態があるように思う…

空港のお風呂

飛行場を利用するついでに、温泉に入ってきた。 温泉施設はホテルの最上階にあり滑走路に面しているので、ロビーから航空機の離発着の様子を一望できる。入浴の合間のちょっとした休憩時間も楽しい。 ロケーションのためか外国人客の割合がとても高かった。…

黄昏時

山の向こうに夕陽が沈むのを眺めながら歩く。刻々と変わっていく、空と雲の色がきれい。朝も昼も夜も同じところに立って、橋や積みわらの連作をたくさん遺したモネの気持ちが、私にもちょっとだけわかるような気がする。 見とれてしまう。 何気なく反対側の…

クローン・ランチ

うちのお弁当は、家族から「クローン・ランチ」と呼ばれている。炊き込みご飯のおにぎりを冷凍したもので、朝、各自がそれを3個ずつ袋に入れて学校や職場に持っていく。 お弁当といっても、ただそれだけ。毎日毎日同じものを食べているので、私は会社の同僚…

春を探しに

最近のこと 3

夫は私を連れて逃げるつもりだったのだろう。悪口や批判は一切口にせず、ある日の礼拝の帰り道、ただ一言、もうあの教会には行くのはやめるよ、とだけ私に告げた。 けれども、私には神様の心がわからなかった。そもそも、人がどの教会に通うのかは、神様から…

最近のこと 2

私の所属教会には、かつて「プレイヤー24」というリレー式の祈りのグループがあって、私たちは長きにわたり、家族でスタッフをしていた。しかし、メンバーからコロナ罹患者が次々と出て祈りをつなぐことが難しくなり、やがて教会堂も閉鎖。活動再開の見通し…

最近のこと

今、私と夫はべつべつの教会へ通っている。 昨年の夏頃、「(自分の教会のほうへ)正式に移ることを考えてほしい」と夫から打診された。それで、私も何度か夫の教会に参加していた。もちろん、所属教会の許可を得てのことであった。 夫婦が違う教会に通うの…

ちょっとドライブ

美味しい麺類が食べたくなり、私が子どもの頃からあるお店に立ち寄ってきた。「うどんか蕎麦か」と訊かれたら私はうどん派だけど、この日頼んだのは海老天そば。 食べログの評価はそれほどでもないけれど、私はお出汁の味が好き。落ち着く内装で気持ちよくく…

耳鼻科へ

サンタクロースも半袖で来そうな暖かさ。上着を腕にかけて歩いていると、汗だくになってしまう。 かねてから耳の聴こえが悪く、昨日は耳の中にかゆみや痛みもあったので、今朝は耳鼻科を受診。久々に聴力検査などを受けて来た。 検査は、昭和の電話ボックス…

#アニメチック 研究中

新海誠風の風景写真を、インスタで見かける。#アニメチック というやつ。 海、空、雲、水たまり、電車、商店街、電線、坂道、階段、住宅街などの要素を組み合わせ、透視構図か2分割構図で撮ると、それっぽくなる。 水面が鏡のように景色を映し出す「リフレク…

浜離宮恩賜庭園 2

浜離宮はかなり広い庭園で、腰を下ろして休めるところもたくさんある。 およそ7割くらいが海外からの観光客。マナーの良い団体が多く、しずかに雰囲気よく過ごしている。 ここは売店を併設した休憩所。風鈴の音と、鴨居から噴霧されるミストで、涼やかな気持…

浜離宮恩賜庭園へ

ずっと訪れてみたいと思っていたウォーターフロントの大名庭園、浜離宮へ。遠くで汽笛が響き、城門はほのかに磯の香りが漂う。 ここは海水を引き込んだ池が有名で、ふつうに海水魚がすんでいるらしい。 その「潮入の池」に架かる、お伝い橋からパチリ。「中…

旧古河庭園へ

都立文化財9庭園では、いま、番傘の貸し出しをしている。とても絵になるので、写真好きな人にはおすすめ。 旧古河庭園は、ジョサイア・コンドルの設計だったと思う。大正時代に建てられたこの洋館から、和の庭と洋の庭、両方が楽しめる不思議なつくりになっ…

夏は台風とともにどこかへ行った

都心の庭園から自宅へ。日差しも風も、肌触りがすっかり秋だ。一駅手前で降りて、久しぶりに川沿いを歩く。 川向こうの高層ビルを照らしながら、ジリジリと陽が沈む。ラテアートをくるっとひと匙かき回したような、薄い楕円に広がる雲。空のはるかに高いとこ…

AI

AIに描かせたようなモクモクの入道雲が、商店街の突き当たりの空に出ている。なんだかあまりにもジブリっぽい。 先日仕事で、「20代女性の横顔」のフリー画像を探していた。少し前まではモデル写真のフリー画像は数が少なく、これと思うものに辿り着くまで大…

影を探す

小高い丘のある公園に出かけて、何でもない写真をたくさん撮ってきた。強い風に煽られたのか、まだ青い木の実や小枝、セミの抜け殻などがたくさん地面に落ちている。キラっと輝く蜘蛛の巣も発見。 丘の先にある蓮池で影さがし。この時間帯はとうに花は閉じて…

ブラザー・ヒョク

週末は、来日しているヒョク師の集会に出かけてきた。背が高くて、スーツがよく似合って、色白でキュートでイマドキの美容男子っぽいヒョク師。ある意味、これからますます人気がでるに違いない。 https://youtu.be/Z2uNoVLNoyI 殺人的な猛暑に加え、とんで…