きまたまジャーナル

オーロラの海に浮かぶ氷山と、アーモンドの花冠

It's automatic

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お題「ささやかな幸せ」

 

クリスマスの頃から

飲食系のアルバイトを始めた娘2。

今では、エプロンを着けるだけで

いつでもどこでも

バイトモードに切り替わってしまうらしい。

 

自宅キッチンで自然に

「ですね」

などと返事をするところをみると

私のこと、

ときどき店長だと思ってるんだろう。

 

7回どころか

3回目のベルまでに受話器をとらないと

すぐ怒られるシステムになってるとか。

 

お客様からも怒られ。

店長からも怒られ。

謝ってるあいだに、別の電話が鳴るという

負の無限ループ。

 

 

年末のハイシーズンから

シフトに入ったので、

稼働6時間後には

意味もよくわからないまま

クレーム対応してたらしい。

 

当然のことながら覚えることもいっぱい。

うまくできないこともいっぱい。

はじめてのバイトで不安ばかりで

家でもドキドキが止まらない様子の娘2に、

 

  高校生にそんなことさせるのか…

  飲食、やっぱりブラックやん…

 

と、こちらもハラハラが隠せなかった。

I just can't help

 

 

今では、娘2は職場で

「シゴデキ」と呼ばれてるらしい。

何の略かと思ったら

シゴデキ=仕事できるやつ だそう。

 

実際はとても可愛がられているみたいで、

遅くまで残業した日は、

店長自腹のおみやげ付きで

帰ってきたりする。

 

その調子、その調子!