にせ預言者をどう見分けるか
稲福エルマ師
⒈人となって来たイエスを告白するか
"人となって来たイエス・キリストを告白する霊はみな、神からのものです。それによって神からの霊を知りなさい。
イエスを告白しない霊はどれ一つとして神から出たものではありません。それは反キリストの霊です。あなたがたはそれが来ることを聞いていたのですが、今それが世に来ているのです。"
ヨハネの手紙 第一 4章2~3節
⒉どんな実を結んでいるか
"にせ預言者たちに気をつけなさい。彼らは羊のなりをしてやって来るが、うちは貪欲な狼です。
あなたがたは、実によって彼らを見分けることができます。ぶどうは、いばらからは取れないし、いちじくは、あざみから取れるわけがないでしょう。
同様に、良い木はみな良い実を結ぶが、悪い木は悪い実を結びます。"
マタイの福音書 7章15~17節
⒊実とは何か
❶品性
・いつも怒りに満ちていないか
・愛を持って示すことができるか
・純粋な心を持っているか
・正直か
❷ふるまい、ライフスタイル
※人間関係はとても重要。その人のことを語る。
・日々どのように暮らしているか
・人間関係はどのような感じか
・常に争いごとに囲まれていないか
・批判や揉めごとなどがもとで
別れてしまうかどうか
・どのような発言があるか
・常にウソをついているか
・その人を信じていいかどうか
・自分以外の人を絶えず批判していないか
❸金銭的正直さ
・その人のお金の扱いについて信用できるか
・税金を納めているか
・ふさわしい金額、
対価として見合う金額を支払っているか
❹家族との生活
※親子の関係性は重要。
※その人がどのような人か知りたい場合は、
その人の家族について調べるとすぐわかる。
・結婚生活がきちんとしているか
・離婚再婚を繰り返していないか
・子どもとの関係性はどうか
・親や親戚との関係性はどうか
・互いに愛し、互いに尊敬しているか
※パンデミックの中でも
教会の発展をどのようにすればいいのか、
神様に聞いていくことが重要。
※ミニストリーも実として重要。
・人々が救われているか
・人々が成長しているか
⒋預言が成就するか
●死ななければならない
"ただし、わたしが告げよと命じていないことを、不遜にもわたしの名によって告げたり、あるいは、ほかの神々の名によって告げたりする預言者があるなら、その預言者は死ななければならない。」"
申命記 18章20節
●にせ預言者の見分け方
"あなたが心の中で、「私たちは、主が言われたのでないことばを、どうして見分けることができようか」と言うような場合は、預言者が主の名によって語っても、そのことが起こらず、実現しないなら、それは主が語られたことばではない。その預言者が不遜にもそれを語ったのである。彼を恐れてはならない。"
申命記 18章21~22節
※間違った預言はキリストの体につまずきを与える
→ペンテコステ系の実例
(アメリカの総選挙で誰が勝つといった預言をたくさんの有名な牧師たちがしたが、全く当たらなかったetc)
※キリストの体として悔い改める
→主よ、霊的にもっと成長するように助けてください
→正確に見分けることができますように
→与えられる預言が本物の預言であるようにしてください
※発言の正確性は大切
"偽りを言う口をあなたから取り除き、曲がったことを言うくちびるをあなたから切り離せ。"
箴言 4章24節
"主の憎むものが六つある。いや、主ご自身の忌みきらうものが七つある。
高ぶる目、偽りの舌、罪のない者の血を流す手、邪悪な計画を細工する心、悪へ走るに速い足、まやかしを吹聴する偽りの証人、兄弟の間に争いをひき起こす者。"
箴言 6章16~19節
※その人を通して、自分の発言が間違って伝わる場合も、その人から距離を置く必要がある
"わたしの口は真実を告げ、わたしのくちびるは悪を忌みきらうからだ。"
箴言 8章7節
※過ちはごまかさず、正直に告白して訂正する
※自分の発言には責任を持つ
※キリストの体には真実が必要
"あなたがたのうちに預言者または夢見る者が現れ、あなたに何かのしるしや不思議を示し、あなたに告げたそのしるしと不思議が実現して、「さあ、あなたが知らなかったほかの神々に従い、これに仕えよう」と言っても、
その預言者、夢見る者のことばに従ってはならない。あなたがたの神、主は、あなたがたが心を尽くし、精神を尽くして、ほんとうに、あなたがたの神、主を愛するかどうかを知るために、あなたがたを試みておられるからである。"
申命記 13章1~3節
※癒し・悪霊追い出し・預言の成就などのしるしや不思議が伴ったとしても、だまされてはならない
※「主が遣わした」と言ったとしても慎重に
※誤った方向に従わせようとするなら、にせ預言者
※終わりの時代にはとても大切な見分け
⒍イエスは主
"ですから、私は、あなたがたに次のことを教えておきます。神の御霊によって語る者はだれも、「イエスはのろわれよ」と言わず、また、聖霊によるのでなければ、だれも、「イエスは主です」と言うことはできません。"
コリント人への手紙 第一 12章3節
※ただ言うだけでなく御言葉を実践しているか
※すべてのにせ預言者は、イエスの名や御言葉を使うが、違う方向に導いていくのであれば、信用してはならない
→私たちが見分けられるようにしてください
→私たちがだまされないようにしてください
⒎異端を教える
"しかし、イスラエルの中には、にせ預言者も出ました。同じように、あなたがたの中にも、にせ教師が現れるようになります。彼らは、滅びをもたらす異端をひそかに持ち込み、自分たちを買い取ってくださった主を否定するようなことさえして、自分たちの身にすみやかな滅びを招いています。"
ペテロの手紙 第二 2章1節
※聖書に基づいた、極端でない教えかどうか
⒏別のイエス、異なる霊と福音
"しかし、イスラエルの中には、にせ預言者も出ました。同じように、あなたがたの中にも、にせ教師が現れるようになります。彼らは、滅びをもたらす異端をひそかに持ち込み、自分たちを買い取ってくださった主を否定するようなことさえして、自分たちの身にすみやかな滅びを招いています。"
ペテロの手紙 第二 2章1節
"こういう者たちは、にせ使徒であり、人を欺く働き人であって、キリストの使徒に変装しているのです。
しかし、驚くには及びません。サタンさえ光の御使いに変装するのです。"
コリント人第二 11章13~14節
※にせ使徒
※パウロが2000年前に警告を語っているにもかかわらず、人々はニセモノにだまされ続けた
※御使いが現れても信じないこと
※キリストが現れても信じないこと
※サタンさえ光の御使いに変装する
→ジョセフ・スミス、モハメドの例
※コーラン、モルモン経典は別の福音
※別の福音は、似たようなスピリットを持っている。旧約新約では不十分、解き明かしが必要だと主張する