きまたまジャーナル

オーロラの海に浮かぶ氷山と、アーモンドの花冠

「閉ざされた園」 ジェシカ・ユン先生

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ジェシカ・ユン先生の「閉ざされた園」「覆われた井戸」を、繰り返し読んでいる。


こんな内容の本とはつゆ知らず、なんとなくで取り寄せてしまったので、初めて開いたときには本当に驚いた。語弊があるかもしれないが、まるで、自分の日記をそのまんま読んでいるかのような錯覚を覚えたのだ。


これほどまでに、自分と同質の感覚を持つクリスチャンには、これまで出会ったことがない。


しかし、万人にはおすすめできない本である。読んだよ、という人たちに感想を必ず聞くようにしているが、


「よくわからなかった」


という答えが99%。内容についての批判こそしないものの、つかみどころのない本で、高かったけど特に得るものがなく、途中で読み飽きて離脱してしまったからもったいない、いっそ誰かにあげようかな、みたいな反応なのである。


私もこの本にあるような世界観を持ってはいるけれど、人には理解されないものとして、世間にオープンにすることは控えているから、

(だよねー、わかんないよねー)

と思いつつ…ちょっとだけ孤独を感じる瞬間だったりする。


ジェシカ・ユン先生は「キリストの花嫁」として、この本の中で神様と語り合っている。キリストの花嫁とは、クリスチャンが目指す素晴らしいゴールなのだが、私たち人間が思っている以上に、それはとても稀な存在であることが示されていく。


そういったことをユン先生に切々と教える神様の口調は、私が知っている神様の口調とよく似ていて、

「そうそう! イエス様ってそういう言い方するよね!」

と、私はひとり頷きながら読んでいるのである。


この本は、キリストの花嫁を目覚めさせるために、神様が書き記すことを求めた本なのだとユン先生はいう。たしかに私自身、自分が果たして花嫁なのかどうか、これを読んで考えるようになった。


キリストの花嫁か、花嫁でないか。花嫁でないなら、神様から見て、自分はいったいどのような存在なのか。そんなリトマス試験紙としてこの本が使えるのかはわからないが、気になる方には下記にAmazonの参考リンクを貼るので、ご一読をおすすめする。

 

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