きまたまジャーナル

オーロラの海に浮かぶ氷山と、アーモンドの花冠

またひとつ扉が開いた

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固く閉じて、何年叩いてもびくともしない扉もあれば、そよかぜが吹いただけで自然に開いてしまう扉もある。

 

息子1が、長年の友だった女の子と結婚することにしたという。ふだんからとても仲が良い2人だけれど、恋人同士というよりは、兄弟のような雰囲気。見ていて本当に微笑ましい。

 

明日、牧師にだけ伝えて、婚約式の日取りの相談をするそう。それ以外は何も決まっていないので、まだ周囲には内緒にしておくつもりのようだ。

 

私たち夫婦も、20代のある日突然結婚することを決めて今に至るので、何かのDNAが息子1に遺伝したのかもしれない。

 

ただの友だちで、当時、別に付き合ってもいなかった私たち。でも8月に「この人」と決心して、9月に親に会わせ、10月には結納して、11月に挙式。いわゆる電撃結婚というやつだけど、今思うととんでもなかったな。しかも親に会わせる直前まで、彼は無職で貯金もなかったしね。

 

でも、神様が扉を開くときって、本当に何もかも、祝福と好意のなかではじけるように進んでしまう。幸せすぎて怖いと思うくらいに。

 

息子1たちは、ちょうど今、そのしあわせジェットコースターに乗り合わせたところなんだと思う。

 

今月、あちらの親御さんがこちらに来るので、その機会に挨拶だけしに行くとのこと。彼女を見ていると、きっといいご両親に違いないと思う。がんばれ、息子1。