きまたまジャーナル

オーロラの海に浮かぶ氷山と、アーモンドの花冠

ドガの踊り子に寄せて

 

 

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遠くに住む友人宅からの帰り道。日陰と、秋色の紫陽花を探しながらお散歩。日に日に色褪せていくカサカサした花びらが、やっぱりとても好き。

 

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紫陽花の花言葉は「移り気」。ブライダルブーケには向いてないというけど、いつも変わらず安定した人と、ネコの目のように気持ちが変わっていく人、私なら両方とも惹かれてしまうかな。

 

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古い民家の軒先に、誰知らずという感じで咲いているアンティークな紫陽花。

 

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こちらのタイプの紫陽花は、咲き終わるとこんなふうに花びらがお辞儀をする。わかりやすくてかわいい。ふと思い出すのは、ドガの踊り子。

 

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華やかな公演の幕引きに、舞台からふわっと挨拶を送るダンサーのチュチュのようで、名残惜しいような、心満ちるような、ありがとうみたいな気持ちになる。

 

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ドガの絵で有名なのは、たぶんこっち。美術の教科書に載ってなかったっけ。この絵だって、仕上がってすぐの頃は、もっとフレッシュな色合いだったはず。

 

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たくさんの踊り子たち。