延々と電車を乗り継いで、展覧会へ。インスタでたまたま見つけて興味をひかれた日本画の作家さん。
少女、花、タティングレース、格子窓、木馬、公園の遊具、自転車、楽器…。ひとつの絵の中に、いくつものモチーフが多重露光のように重ねて描かれている。インドア派女子の好きなものがたくさん詰まっている感じ。
吸い込まれそうに柔らかい、マットな岩絵具のタッチがすてき。近づいたり離れたり、刷毛目のあとや質感を確かめたりしながら鑑賞させていただく。
すべての作品を撮影してきたけれど、実物には敵わない。でも、手元においてじっくり眺めたら、もっとたくさんの発見がありそうだ。
http://sato-museum.la.coocan.jp/exhibition/exhibition-2022.html?id=ex230106