きまたまジャーナル

オーロラの海に浮かぶ氷山と、アーモンドの花冠

旧古河庭園へ

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都立文化財9庭園では、いま、番傘の貸し出しをしている。とても絵になるので、写真好きな人にはおすすめ。

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旧古河庭園は、ジョサイア・コンドルの設計だったと思う。大正時代に建てられたこの洋館から、和の庭と洋の庭、両方が楽しめる不思議なつくりになっている。

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旧古河庭園といえば、やっぱりバラ。西洋庭園の入り口の仕切り板に、こんなデザインが施してあるのをみつけた。可愛い。

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真夏は緑一色でなんとも味気ないけれど、あと少ししたら、洋館の周りはバラでいっぱいになるはず。

 

そして、階段を降りていくと日本庭園になっている(すーっと切り替わって、別の世界が始まるこの感覚がなんともいえない)。一見、無造作に木々が生い茂っているような、日陰の多い庭。私はこちらの方が落ち着く。

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心字池という池の周りに、石などで枯山水が表現してある。深くは分からないまま眺めつつ、蝉時雨を浴びながら散策。

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ときおり、水面を覗き込んでみる。こもれびとリフレクションが美しい。
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日本庭園はトンネル構図がたくさんあるので、狭くても奥行きのある写真を撮りやすい気がする。

 

すごく立派なキノコ発見。

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なにしろ暑いので、庭師と私以外、ほとんど人はいない。鯉さえ浮かんでこない。

 

このあたりが、いちばん好きなスポット。閉園のアナウンスが流れてくる。自分の影も撮って、今日はおしまい。

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