今週のお題「初夢」。
ところどころしか覚えてないけど、
私のはこんな感じ。
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新年。
枕元の携帯が鳴って、ベッドから飛び起きる。
会長からの着信なので、
これはとらねばならない。
めんどくさい。
すごいめんどくさい。
私が作成しておいた、会社の挨拶文に
「2025年も宜しく」
との誤文があったとのこと。
よりによって、年が違うじゃないかと
大変な温度でお怒り。
あんなに細心の注意を払って
サービス残業までして仕上げたやつなのに。
なんでそんなことになったのかわからん。
けどあれ、そもそも私の担当じゃない。
とにかく平謝りして身支度し
電車に飛び乗るが、
まず、今年が何年なのか
どうしても思い出せない。
2025年ではなく、2050年だったろうか?
会長はウサギ年じゃないかと叫んでいた。
ということは、12の公倍数だろうな。
いつもの通勤電車に乗っているが、
窓の外の風景が違う気がする。
ああ、新年だからか。
新しい土地へ行くんだ。
ダイヤ改正だな。
見知らぬ駅に着く。
ここで乗り換えですとアナウンスが流れる。
新年早々、ものすごい人混みだ。
押し流されるように階段へ向かうと
階段全体が、ツララのようなものに覆われて
カチカチに凍っている。
駅員いわく、これを自力で登って、
まずは頂上まで行かないと
乗り換えできないらしい。
うっかりしていて、
ビーチサンダルで来てしまったので
滑って滑って登れない。
ここはどこだろう?
それに、今年は何年なのか
どうしてもまだ思い出せない。
凍りついた階段の手すりを握り、
サラリーマンのおじさんたちが
慣れた様子でグイグイ登っていく。
途方に暮れる。