きまたまジャーナル

オーロラの海に浮かぶ氷山と、アーモンドの花冠

海派か、それとも山派か

海と山なら、どちらが好きか。

私なら「海」と答える。

 

幼いころ、夜の波止場に座って

打ち寄せる波の音を聴くのが好きだった。

何時間でもそうしていられた。

落ち着く。

飽きない。

 

波はとても不思議だ。

ひとつとして、

同じ響きも同じ形もない。

 

神のことばによって

この地が造られたときから

繰り返し繰り返し

語りかけるように

打ち寄せ続けている。

 

神の愛も大波のように

押し寄せるというけれど、

 

砕ける波の形を見つめ

その音に耳を澄ますとき、

ゆりかごに揺られている

おさなごのような気持ちになる。

 

f:id:kimatamajurnal:20221230114741j:image