きまたまジャーナル

オーロラの海に浮かぶ氷山と、アーモンドの花冠

季節が移っていく

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いつもの道を歩いているとき、垣根に花嫁の髪飾りのような花が咲いているのをみつけた。初めて見た。なんていう植物なんだろう。

 

用水路の花筏はすっかり終わってしまったけれど、ほとりに連なる桜の枝にはまだ、ポツポツと花が残っている。

 

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この桜並木は、たぶん全部ソメイヨシノなのだが、なぜか毎年時間差で咲く。樹木の太陽への角度というか、日照時間の長さというか、つまり受けた日光の量に比例して、咲くタイミングが決まるのかなと思う。

 

ちなみに、会社から帰宅するときは、桜が遅い方から早い方へ、南上するみたいに歩く。夏だと、ジリジリするような蝉時雨からはじまり、おだやかな鈴虫の音でおわって家に入る。蝉と鈴虫の入り混じる地点で、どっちの季節に合わせたらいいのかと、なんとなーく落ち着かない気分になる。

 

さて、来年はゆっくりお花見したいなぁ。