きまたまジャーナル

オーロラの海に浮かぶ氷山と、アーモンドの花冠

サムソンの髪

今日受け取った希望の御言葉はこれだった。

 


"しかし、サムソンの髪の毛は、剃り落とされてからまた伸び始めた。"

士師記 16章22節

 

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数年前、まるで

急カーブを曲がりそこねた大型車が

凄惨な事故を起こすかのように、

唐突にたくさんの献身者を投げ出して終わった

ミニストリーがあった。

 

あまりにもおびただしい死傷者が出たので、

生き残った者にとっては、

それまでと同じことを

また同じ場所で続けるのに

大きな苦痛があった。

 

教会も、その事故を境に

様変わりしていった。

それまでたしかにあった

神様の栄光、神様の気配が

すべて去ってしまったかのような

礼拝になった。

 

断ち切られたあのミニストリーは、

教会にとって

サムソンの髪だったのだと思う。

 

でも今日、祈る中で

牢の中の惨めなサムソンの髪が

再び伸びるにつれ

神からの力がまた彼を覆い始め

最後の最後、サムソンが

自分の命を犠牲にして

敵に復讐を果たしたように

 

失われた神の力が

また教会に戻るという希望と

もしかするとそれは

教会が真に自分に死ぬときなのかも、という

予感を覚えた。

 

死なば諸共。

ゼロ地点に立て、サムソン。