きまたまジャーナル

オーロラの海に浮かぶ氷山と、アーモンドの花冠

セルリア・フロリダ

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セルリア・フロリダは、南アフリカ原産の植物。しゅるしゅるーっと背が高く、デコラティブで、近寄りがたい美人感ハンパない。

 

花は、千日紅のまわりを尖った花びらがぐるっと取り囲んでいるような感じ。暑い国の出身だけど、ぽんぽんつきの毛糸帽に似ている。ドライフラワーのようにカサカサしてそうだけど、触ったら案外しっとりしてるのかしら。

 

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横顔と正面とでは印象が異なるのも、セルリア・フロリダの魅力のひとつ。ななめに夕陽が差す時間帯に撮ると、血色感増し増しで、いっそうフェミニンな雰囲気になる印象。セルリアには「頬を染めた花嫁」なるイギリス名があり、故・ダイアナ妃のブライダルブーケにも使われたというエピソードもうなずける。

 

好きだなあ。